アメリカの南部は、綿花栽培が盛んで黒人奴隷によるプランテーション経済に支えられていました。それに対し、
北部では米英戦争(1812〜14年)により英国からの工業製品が輸入が当てにできなくなり、工業化が進んでいて、奴隷制よりも新たな流動的な労働力が必要と考えられていました。
その様な利害関係の対立もあり南北戦争が勃発しました。戦争は1865年に北軍の勝利により終戦し、奴隷も黒人解放も開放される事となりました。
しかし黒人奴隷達の差別的な状況は、南北戦争による黒人奴隷の解放後も続きました。黒人達の生活は以前厳しく、南部から仕事を求め北部へ移住する黒人達も多かったと言われています。
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