2003年にブルース生誕100年を記念して作られた作品です。
50人ものアーティストを集めて行われたイベント「ザ・ルート・トゥ・ザ・ブルース」のライブ風景を収録しています。
オープニングのアンジェリーク・キジョーのアフリカ的な歌が、ブルースを産んだ黒人の生まれ故郷を思わせます。
若き日にロバートジョンソンと一緒にいたというデヴィッド・ハニーボーイ・エドワーズの歌う「ギャンブリングマン」は当時の雰囲気がそのまま伝わってくる様です。
バディガイの歌うマディウォーターズの「アイ・キャント・ビー・サティスファイド」ではバディガイのギターもそうですが深みのあるヴォーカルもとても良いです。
また、エアロスミスのスティーブン・タイラー、ジョー・ペリーも出演しています。
ヒューバート・サムリン&デヴィッド・ヨハンセンの演奏するハウリン・ウルフの「キリング・フロア」 ではハウリン・ウルフのバンドで活躍したヒューバート・サムリンの個性的なギターを聴く事が出来ます。またハウリンウルフばりのデヴィッド・ヨハンセンのヴォーカルも見物です。
後半のソロモンバークの歌う「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」「ダウン・イン・ザ・ヴァレー」は迫力満点です。
トリのB.B.KINGの「スウィートシックスティーン」は貫禄のある演奏を披露しています。
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